なぜ「あの場所」に原発があったのか―繰り返された利権と隠蔽
『原子力 その隠蔽された真実』(ステファニー・クック著、藤井留美・訳) 飛鳥新社 東日本大震災、そして福島第1原発の事故から間もなく1年が経つ。その間、原発をめぐっては国会で、街頭で、そしてネットでと数え切れないほどの議論が重ねられてきたが、いまだに答えは見える気配がない。そんな中刊行された本書は、「原子力」そのものの歴史をさかのぼり、「フクシマ」という問題の根源を問うた一冊だ。 作家の池澤夏樹さんは、以下のような解説を寄せる。「2011年3月11日に、福島第1原子力発電所で何が起こったのか、不明なこ...
2012/03/07 16:53
