組織が「不正」を起こすとき メルシャン報告書を読む(上)
売上や利益を水増しする「架空循環取引」が明らかになり、2010年8月に決算を修正したワイン会社メルシャン。07年12月期から09年12月期で純損益が赤字へ転落、不適切な取引による損害の総額は65億円にも上った。公開された「社内調査報告」と「第三者委員会報告書」を読むと、自らの立場を守ろうとする「人と組織の弱さ」が見え隠れする。「キリン傘下入り」で事業部長が危機感募らす 報告書には詳細な手口が書かれている「実はその売掛金、実態のない架空請求によるものなんです――」10億円近い売掛金が期限を過ぎても支払われ...
2010/10/14 18:02

